【冷え性体質改善には有酸素運動+〇〇を意識すること】
健康な身体を大切にする素敵なアナタへ
さて、冷え性体質改善には有酸素運動が効果的とよく紹介されています
ウォーキング、ジョギング、ランニング、スイミング、サイクリング、エアロビなどが有名です
ズバリ!
結論を言うと、有酸素運動時は
「呼吸数」
「心拍数」
を意識しましょう
実は有酸素運動もキツくしすぎると無酸素運動扱いになり、
血流をよくするどころか、滞ってしまう可能性もあるのです
よく20分以上歩かないと効果出ないなどと言われますが、
歩く環境(傾斜のある上り坂や下り坂、フラットな道)や
歩くフォーム(歩き方)などでも心拍数や呼吸数は変化します
そして、呼吸数や心拍数もいちいち計測するのも大変なので、
簡単な目安をお伝えしておきます
実は、
「会話が続く程度のしんどさ」
がちょうど良いのです
会話が続かないぐらいで有酸素運動を頑張り続けてしまうと、
有酸素運動によるシステムが無酸素システムにシフトしてしまい、
冷え性改善の為の効果が低下してしまうのです
一体なぜなのでしょうか?
過去のマガジンでも歩くシリーズなど紹介しています
こちらも参考にどうぞお読み下さい
【冷え性体質改善にはミトコンドリア系システムを活性化させること】
「有酸素運動」はミトコンドリアを活性化させます
「激し過ぎる運動」は交感神経が刺激されてしまい逆効果です
ジョギング、長距離走、エアロビなど持久力を必要とする運動は先ほど紹介したとおり、有酸素運動です
これらがミトコンドリア産生系と呼ばれるエネルギーシステムです
このとき使われている筋肉は骨格筋の赤筋
なぜ赤い筋肉かというとミトコンドリアのエネルギー産生系は酸素を取り入れるために、
鉄をもったたんぱく質、チトクロームCをもっているからです
それは酸素の受け渡しの分子で中心部に鉄を含んでいるので赤茶けて見えます
酸素を使っている時には赤く見え、使っていない時には茶色く見えます
お魚で言うと、カツオやマグロが赤いですね
持続的な動きではミトコンドリアの多い赤筋(遅筋)が用いられますので、上記のお魚の身も赤色になります
ミトコンドリアの多い筋肉が赤いのはミトコンドリアに運ばれた酸素が、
呼吸酸素に含まれる鉄によって運搬されるためです
鉄はもともと白い色をしていますが、酸素が加わることで赤に変化します
有酸素運動が身体に良いとされるのは、
赤筋に酸素を多く運搬でき、
ミトコンドリアのエネルギー産生が活性化されるからです
細胞の中のミトコンドリアで人間専用のガソリン(ATP)が作られる際に、
同時に熱がつくられます
このとき身体を温めることにつながります
というわけで、適度な有酸素運動で上手に酸素補給を心がけることが大切ということです
【冷え性体質改善にはミトコンドリア系を作動させて自律神経も整えること】
有酸素運動を実践し、呼吸や筋肉を上手に活用していくことが、
ミトコンドリア系システムを優位に働かせて、
温めやすくすることにつながります
これが無酸素で日常生活を戦うシステム(解糖系)に傾きがちな、
ストレスの多い日常から脱却し、英気を養う最善の方法です
スポーツでもあまり激しいトレーニングばかりしていると、
解糖系の無酸素状態に偏り低酸素、低体温を引き起こします
私たち人間はミトコンドリア系の有酸素運動を取り入れ、
酸素の力を活用することで成長し、長く生き続けることができる仕組みになっています
冷え性の改善など長生きをしたければ瞬発力に頼りすぎず、
ミトコンドリア系のゆったりとした有酸素の世界に基盤を置いた方が健康になりやすいのです
ちなみに当スタジオでも用いている
「ピラティス」や
「加圧トレーニング(KAATSUトレーニング)」なども
適切に用いるとミトコンドリア系のシステムを大幅にサポートしてくれるとても効果的な手法です
なかなか自分だけで冷え性体質改善が上手くいかないときは、
お近くの専門施設に通われるのもオススメします
あなたがイキイキとポカポカであることを応援しています
健康に感謝
読んでいただいたあなたに感謝
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創健スタジオSASUKEの特徴
当スタジオオリジナル健康増進メソッドである創健術は、
健康の柱となる「血流」「姿勢」「呼吸」「栄養」の4つのバランスを整えます!
脳科学、生理学、運動学、東洋医学、栄養学などの学問的知識と、
現場での臨床経験をもとに体系化しています
身体・精神の健康に大きな影響を及ぼす「冷え」の改善を第一のステップとし、
冷えを克服することで様々な不定愁訴や病気の予防・改善を目指します
また、明るく健康的なマインドづくりをすることで、
思考や行動の面でも前向きな変化が見られ、
仕事や人間関係など人生全般が上向きになると評判のメソッドです
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