【冷え体質改善のために歩くのは本当に効果的か?】
健康な身体を大切にする素敵なアナタへ
さて、栄養状態もバッチリで冷え体質改善のためにウォーキングをしている人もたくさんいらっしゃいます
ところが1年間毎日朝や夕方、仕事終わりの夜などに
1時間ウォーキングしているのに全く変化が見られないという方もいるのはなぜでしょうか?
冷え体質改善のためにウォーキングをして冷え性が解消されない方の多くは、
栄養摂取に問題があるので冷えステージ1やステージ2の適切な栄養摂取を実践することで改善されていきます
栄養摂取もバッチリのはずなのに冷え性が解消されないのは、
ズバリ!!冷えステージ3に当てはまります
そして冷えステージ3の方は「歩き方、重心バランスのコントロール」に問題があります
決してウォーキングが悪いというわけではないのです
では、一体なぜなのでしょう?
【冷え体質改善のために歩くのは本当に効果的か?】
元々、整骨院やトレーニングジムで姿勢改善の指導も行ってきましたが、
世の中の多くの方は幼少期から正しい歩き方を教わる環境になく、
身体の仕組みに沿わない間違った歩き方でそのまま成長してしまっています
だから、膝や股関節や足関節など痛みやトラブルが絶えないのです
そして、なんと冷え性の改善でも栄養補給バッチリで細胞で熱産生されていても、
姿勢の悪い歩き方や重心バランスの崩れた歩き方だと歪みや筋肉の不必要な圧迫により血管がつぶされてしまい、
血液の巡りが滞ることで冷えが起こってしまうのです
特に内股で歩く女性は要注意ですよ!!
歩くときに膝や爪先が内側に向いていませんか?
これは負担がかかってしまい関節痛だけでなく、生理痛悪化などの婦人科系トラブル、つまづきやすいなどのケガのリスク増になってしまいます
爪先や膝小僧にある膝蓋骨が正面を向いていてもNGです
本来の股関節、膝関節、足関節の正しい位置は全てやや外側を向いているのが正解です
股関節が内側に向くと、膝も内側に連動して向きます
このとき股関節は脱臼肢位(関節が外に飛び抜けやすい)姿勢に近づいてしまい、お尻の横にある大転子という骨の出っ張りが外側に出てきてハッキリ触れるようになります
この状態だと、太もものつけ根(鼠径部)が圧迫されてしまい、大腿静脈など表層にある血管が押しつぶされてしまいます
結果、老廃物が回収されにくくなり、新鮮な血液を滞りなく循環させることができなくなります
この姿勢で歩いても機能的にも非効率で、ねじの締まった状態で無理やり股間節をグリグリ削るように歩いているのと同じなので冷え性だけでなく、
将来変形性股関節症になるリスクも増えてしまいます
とにかく内股や爪先が平行になっていても負担が増えるのです
では、どんな立ち方、歩き方が冷え性改善に良いのでしょうか?
【冷え体質改善のための正しい歩き方】
実はややがに股がよろしいのです
股関節や骨盤を結ぶ仙腸関節の部分は動きの少ない関節でジャイロ機能、重心バランスをコントロールする要の部分でもあります
微妙な衝撃を和らげ身体の負担を減らしたり、動きをなめらかにしてくれいるのです
がに股で歩くなんてと思うかもしれませんが、わかりやすいのは重たい物を運ぶときや出産経験のある女性は妊娠したときの産まれる直前ぐらいの時を思い出してください
ややがに股で自然と歩いてみるのを見たことありませんか?
もし内股で歩いていたら、がに股気味で歩いてみてください
ラクに歩くことができますよ
足先もポカポカしてきますよ!
足の歩幅がチョコチョコしていたり、歩隔(足の内側同士の距離)が狭まっていませんか?
一歩一歩の歩幅が狭い、足同士の横幅も狭いと内側に負担がかかりすぎてしまいます
さらに決め手は靴の裏のゴムの減り具合を確認して下さい
親指や内側の土踏まずや踵の内側のゴム部分が極端にすり減っていませんか?
すり減っていたら血液も流れないし、
股関節、骨盤など動きは悪くなるし、
関節や筋肉にも負担かかって疲れやすくなるし、
浮腫みやすくなるし、
見た目は下半身太りのようにでお尻が大きく見えてしまうし、
下半身が特に冷えるし、
その冷えた血液が卵巣子宮の横を通過するから生理痛など婦人科系トラブルは悪化するし、
下半身が安定せずぐらついて踏ん張れないものだから上半身の背中や肩甲骨周囲の筋緊張まで増えて凝りやすくなる
とこのように冷え性だけでなく足の一歩の踏み出し方で天国行きになるか地獄行きになるか変わってしまうのです
生まれてから死ぬまで毎日生活で歩く生き物なのに
正しい歩き方をきちんと幼少期から教育を受ける環境が整っていないために
様々な不具合が大人になってからたくさん出現するのです
僕はこのような生まれたから死ぬまで活用するべき
「健康的な生活を送るための養生法」を「創健術」としてまとめています
この忘れ去られている教育を幼稚園や保育園など幼少期から皆が平等に受ける機会があってしかるべきと考えています
そして、忘れ去られた教育を一人でも多くの方に受けていただいて、
病気やケガの予防に役立ててもらいたい、
医療費削減に努めていただきたいと願い、セミナーなどの準備もしています
というわけで、冷え性でウォーキングしても温まった感じがしないと困っている方は「歩き方」の工夫をしてみましょう
このがに股歩きを実践しにくい場合は、骨盤、股関節、膝関節、足関節の連動にかなりのサビつきがあるので、
マンツーマンでのピラティスを指導してくれる施設に行くと良いです
僕自身もピラティスインストラクターとしてマンツーマンで指導も実施してきましたが、グループレッスンでは個別に調整できないのであきらめてください
多少お値段が張っても個人でのマンツーマン指導で本領発揮されるのが真のピラティス効果を受けることができます
ピラティスを通して、身体の仕組みに沿って正しい歩き方も習得できます
まずはがに股で歩いてみましょう
あなたがココロもカラダも
イキイキとポカポカであることを応援しています
健康に感謝
読んでいただいたあなたに感謝
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創健スタジオSASUKEの特徴
当スタジオオリジナル健康増進メソッドである創健術は、
健康の柱となる「血流」「姿勢」「呼吸」「栄養」の4つのバランスを整えます!
脳科学、生理学、運動学、東洋医学、栄養学などの学問的知識と、
現場での臨床経験をもとに体系化しています
身体・精神の健康に大きな影響を及ぼす「冷え」の改善を第一のステップとし、
冷えを克服することで様々な不定愁訴や病気の予防・改善を目指します
また、明るく健康的なマインドづくりをすることで、思考や行動の面でも前向きな変化が見られ、
仕事や人間関係など人生全般が上向きになると評判のメソッドです
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