
【亜鉛不足で起きる様々な不調】
健康な身体を大切にする素敵なアナタへ
さて、今回はココロの冷え性(うつなど)や生理トラブルの多い冷え性体質女子に向けてお伝えしていきます
今日も健康増進に向けて積極的に活動を頑張っている方もいるのではないでしょうか?
以下に当てはまる人はブログの内容を要チェックです
☆こんな方は亜鉛不足で不調になっている可能性あり☆
・肌の乾燥が気になる
・ケガ、傷の治りが遅い
・メンタル不調(産後うつなど)
・抜け毛
・風邪をひきやすくなった(頻繁な感染)
・生理不順(無月経)
・不妊
・貧血
・爪に白い斑点がある
・味覚障害がある
・低身長
・血糖値の乱高下
・拒食症
・異常に怒りっぽい(すぐにイライラして人に八つ当たりする)
・辛い食べ物をいつも欲しがる
また、子どもの場合では、
・多動
・学習障害
・自閉症
このような症状が出る事も認められてきました
他にもありますが、ココロの冷え性(うつなど)や生理トラブルの多い冷え性体質女子の特徴はこのような方です
では、「亜鉛についての簡単な知識」と「食事で解決できるのか」をみていきましょう
【亜鉛のお話し】
亜鉛はマグネシウムと並んで、3大ミネラルと呼ばれます
細胞の分裂・増加・増殖には欠かせない存在で、
身体のあらゆる酵素の構成成分となります
摂取量は最低でも1日15mgは必要なデータが海外では多いですが、
現代の日本人では1日9.2mg程度の摂取量となっており、
サプリで亜鉛を摂取している方以外は潜在的な亜鉛不足と言われています
また、気分がふさぎ込んでしまう原因の1つに、
亜鉛と銅が影響し合っていることを知ってますか?
亜鉛は神経伝達物質の代謝の過程で必要な補酵素です
神経伝達物質はタンパク質から作られますが、
その過程は省略しますね
体内で亜鉛と銅は0.9~1:1の割合でバランスをとっています
亜鉛と銅のバランスが崩れると、
ノルアドレナリンが増えてしまい、
イライラ、怒り、焦燥感を引き起こしてしまいます
特に女性はエストロゲンの作用により、銅過剰になりやすく、
亜鉛不足の影響を受けやすくなります
「PMS(月経前症候群)」は亜鉛不足が原因の1つです
そして、産後は亜鉛不足に陥りやすく、
相対的に銅過剰となります
本来ならば、「亜鉛不足」と評価されるはずが、
「産後うつ」と評価され、
必要の無い安定剤を処方されることもよく見受けられます
薬よりも栄養摂取で可能なら自然に解決したいですよね?
【亜鉛不足の原因はなぜ起こる?】
さて、
「亜鉛の働きは何となく理解したけど、
私そんなに亜鉛不足ちゃうと思うねんけど・・・」
こんな声も聞こえてきそうですね
では、実際に亜鉛不足になりやすい食事パターンを紹介します
当てはまっていて、不調があれば改善するチャンスです
①加工食品やレトルト食品を食べる機会が多い
②糖質過多の食事
③ファストフードの増加
④偏った食事方法による亜鉛摂取量不足
⑤極端なダイエット(サラダだけ食べる、スムージーだけ飲む、〇〇だけダイエットなど)
⑤ストレス過多
⑥アルコール摂取による亜鉛消費亢進
などなどです
さらに細かく見る場合は、
①亜鉛の摂取量不足:亜鉛を摂る量が圧倒的に足りない
②亜鉛の必要量増加:身体が必要とする亜鉛の量が今までの摂取量よりも多くなってきた
③亜鉛の吸収不全:食事で亜鉛をとってもきちんと吸収されていない
④亜鉛の過剰排泄:亜鉛摂取量が充分であるはずなのに、便や汗から排泄されている
以上となります
最近では様々な思想から「ベジタリアン」や「ビーガン」の方も増えましたが、
このような方も必然的に不足するミネラルになります
亜鉛不足は心の健康において最も重要な項目の1つです
うつ、行動障害、ADHD、自閉症、統合失調症と診断された人の
正常範囲内の低レベルから深刻な不足まで、
これは皆さんおなじみのリラックスさせる神経伝達物質
「GABA」や「セロトニン」「ドーパミン」と関わっています
亜鉛はビタミンB6と協力して、上記の物質を効率的に生み出してくれるのです
【食事での解決方法】
亜鉛の摂取目安量は、
※単位 mg/日 厚生労働省 日本人の食事摂取基準2020年度版から転載
牡蛎や豚レバーは特に亜鉛含有量が多いのですが、
なかなか普段から継続して食べないですよね
実践的でオススメの食品は、
牛肉 もも 100gあたり 亜鉛量:2.4mg 焼き肉用6~7枚
牛肉リブロース 100gあたり 亜鉛量:2.2mg 焼き肉用6~7枚
豚肩ロース 100gあたり 亜鉛量:1.6mg 焼き肉用6~7枚
豚肩赤肉 100gあたり 亜鉛量:1.5mg 焼き肉用6~7枚
他にも含有量は少ないですが、オススメできる食品は
サバ、まあじ、焼きのり、わかめ、枝豆、きなこ、納豆、ごま、アーモンドなどです
青魚、肉類、海藻類、大豆製品、ナッツ類に多く含まれています
また、亜鉛はビタミンAとセットで摂ると吸収率が高まります
なかなか食事だけでは摂取が難しいようであれば、
サプリメントを検討するのも良いでしょう
サプリメントを活用する際は、
食後での摂取がオススメ(食前に摂取すると吐き気が出ます)
また、コーヒーなどタンニンを含む飲み物は吸収を邪魔するので控えましょう
ネイチャーメイドの亜鉛がお手軽です
もっと上級になると他にも種類がありますが、ぜひお試し下さい
食事で2~3ヶ月実践しても全く変化しない場合は、
慢性肝炎や炎症性腸疾患、服用している薬の影響による吸収不全
糖尿病や腎臓病(透析を受けている方)
などが影響するので、
一度は医療機関(特に栄養指導に力を入れているところ)に相談するのが良いでしょう
血液検査では「ALP」と言う項目で亜鉛摂取状態の評価をします
亜鉛不足の方は現場の指導でも多いので、
ぜひ参考にしてみて下さい
あなたがイキイキとポカポカであることを応援しています
健康に感謝
読んでいただいたあなたに感謝
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創健スタジオSASUKEの特徴
当スタジオオリジナル健康増進メソッドである創健術は、
健康の柱となる「血流」「姿勢」「呼吸」「栄養」の4つのバランスを整えます!
脳科学、生理学、運動学、東洋医学、栄養学などの学問的知識と、
現場での臨床経験をもとに体系化しています
身体・精神の健康に大きな影響を及ぼす「冷え」の改善を第一のステップとし、
冷えを克服することで様々な不定愁訴や病気の予防・改善を目指します
また、明るく健康的なマインドづくりをすることで、思考や行動の面でも前向きな変化が見られ、
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