【目次】
本日の創健術①なぜショウガで冷え性が改善されない?本当に効果なし?
本日の創健術②ショウガが体を温めるのは嘘ではない!!用い方には温度が重要
【なぜショウガで冷え性が改善されない?本当に効果なし?】
さて、今回はスタジオで良く聞かれるあるある話です
スタジオでカウンセリング等をしているときに、
良く聞かれるのが、こんなフレーズです
※写真はイメージです
「冷え性改善のために毎日ショウガを紅茶に入れて飲んでますけど…何も変化ありません」
「冷え性改善のために毎日ショウガをすって、味噌汁に入れてますけど…何も変化ありません」
などなどよくこの類いのお言葉を受けます
このように冷え性改善に向けてめっちゃ頑張っているのに
『何をやってもうまくいかない人』っていませんか?
というわけで、一体なぜなのでしょう?
「えっ、私冷え性改善のためにめっちゃショウガ食べたり、何かに入れて飲んでますけど…」
こんな方、たくさん、たーくさんいますね
僕自身も薬膳や漢方、栄養学を知るまでは、
「とりあえずショウガ食べとけば良い効果が得られるやろ~」
と、思っていました
実は、正しいショウガの活用法があったのです
【ショウガが体を温めるのは嘘ではない!!用い方には温度が重要】
さて、ショウガは間違いなく冷え性の改善に役に立ちます
しかし、、自分自身の身体がどんな状態の時にどんなショウガを選ぶかで大きく効果が異なります
いつもショウガの摂取をして、冷え性が改善されていないと感じる方は、
ここから先を読むと、解決のヒントとなるでしょう
ショウガは古来より、身体を温め、慢性的な冷えも解消する食材として紹介されてきました
高麗人参と並び万能な薬効を持つショウガです
実はショウガには細かく分けると3種類に分かれます(東洋医学・漢方での分類)
◎生のショウガ…鮮姜(せんきょう) 生 ジンゲロール
◎生をそのまま乾燥…生姜(しょうきょう)
加熱するとショウガオールに変化
◎一度蒸してから乾燥…乾姜(かんきょう)
加熱するとショウガオールに変化
さて、ショウガには辛み成分の「ジンゲロール」と「ショウガオール」が悩みに応じて効果を発揮してくれます
さて、ショウガの選び方ですが、
「加熱したショウガ」あるいは「乾燥したショウガ」と
「生のショウガ」
大きく分けるとこの2種類で身体に作用する影響が異なります
「ジンゲロール」を乾燥または加熱すると「ショウガオール」に変化します
ここで、重要なのは
「加熱する温度」
80℃~100℃で「ジンゲロール」⇒「ショウガオール」に変化します
加熱しすぎると成分が破壊されてしまうので、要注意です
生のショウガ(生姜)は、身体を素早く温め、発汗を促し、熱を生み出しますが、
すぐに汗として熱を排出させます
寒さによる風邪や解熱効果、関節痛に有効です
一方、乾燥や加熱したショウガ(乾姜)は、
一般的な漢方薬として最も用いられています(漢方薬全体の70%に使用)
血行を改善し、身体を芯からジンワリと温めるので、
胃腸の弱い人や慢性的な冷えに悩む人にオススメ
ショウガの辛さが胃液の分泌を促し、食欲不振や免疫力アップ、ガンの予防、
老化防止などまさに万能薬として期待できる食材です
よって、まとめると冷え性の人が生ショウガを摂り続けると悪化するので要注意です
身体の表面から発汗させ、体温を外へ放出する作用が強いので、
長期間摂取を続けると身体の中心の体温(深部体温)が奪われてしまいます
加熱したショウガでも、しっかり体感するためには最低でも2週間から数ヶ月の実践が必要ですが、
冷え性は様々な病気の引き金となるので、放置せず早期解決した方が良いです
また、ブログで様々な内容をお届けしていきます
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創健スタジオSASUKEの特徴
当スタジオオリジナル健康増進メソッドである創健術は、
健康の柱となる「血流」「姿勢」「呼吸」「栄養」の4つのバランスを整えます!
脳科学、生理学、運動学、東洋医学、栄養学などの学問的知識と、
現場での臨床経験をもとに体系化しています
身体・精神の健康に大きな影響を及ぼす「冷え」の改善を第一のステップとし、
冷えを克服することで様々な不定愁訴や病気の予防・改善を目指します
また、明るく健康的なマインドづくりをすることで、思考や行動の面でも前向きな変化が見られ、
仕事や人間関係など人生全般が上向きになると評判のメソッドです
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