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冷え性体質改善&生理痛体質改善につながる歩行と身体動作のルーツ

【目次】

本日の創健術①冷え性体質改善&生理痛体質改善につながる歩行と身体動作のルーツ

本日の創健術②冷え性体質改善&生理痛体質改善のためには足裏も関係している

本日の創健術③冷え性体質&生理痛体質の人が腰痛や下肢のトラブルも多い理由

本日の創健術④冷え性体質&生理痛体質の人は幼少期からの身体の使い方にも原因あり

 

【冷え性体質改善&生理痛体質改善につながる歩行と身体動作のルーツ

 

健康な身体を大切にする素敵なアナタへ

 

 

さて、今回は、

 

 

「歩く」

足裏(足反射区)」

 

 

についてのお話

 

 

かの有名な「医聖ヒポクラテス」の残した言葉にこんな格言があります

 

 

「歩く事は人間にとって最良の薬である」

 

 

まさに「歩くことはどんな薬よりも健康にとって大きなメリットがある」と、

 

 

古代から研究されていた言うことです

 

 

現代における身体の仕組みの研究や様々な健康増進法のルーツも、

 

 

この時代に盛んに研究されていた知識や技術が、

 

 

そのまま未だに受け継がれているものもたくさんあります

 

 

東洋医学や古代からの伝統療法インド医学やなども、

 

 

「根拠が無い」

 

「うさんくさい」

 

 

などと言う人がいますが、

 

 

きちんと調べて、学習した上で意見していない人が多く見受けられます

 

 

そういう人は偏った知識でものごとを判断するので、

 

 

健康づくりにおいても失敗しやすい傾向にあります

 

 

というわけで、今回は歩くというルーツを探っていきましょう

 

 

特に冷え性や生理痛に悩む女性の多くは、

 

 

共通して歩き方に問題があります

 

 

ルーツをきちんと理解することで身体の仕組みや環境適応して生きるためのヒントを得やすくなります

 

 

本来、太古より人間の日々の生活行動は、

 

 

「歩く」

 

 

ことから始まっています

 

 

人類の進化の過程では、

 

 

2600万年前~1650万年前までは広葉樹林が豊富でした

 

 

そのため木の上での生活が主流でした

 

 

1650万年から寒冷化が進み、森はサバンナと化し果物が不足してきました

 

 

そのため、地上に降りて遠くまで食料を探しに行かなくてはなりませんでした

 

 

これが

 

 

「2足歩行の始まり」

 

 

です

 

 

と、同時に食生活も「果物から芋や根菜類の食品を食べるようになった」のです

 

 

人間が何を食べ始めて現在の食文化を形成していったか、

 

 

栄養の詳しい話はまた追々しましょう

 

【冷え性体質改善&生理痛体質改善のためには足裏も関係している

 

さて、我々の先祖の類人猿は現代のように文明が発達していない時代から

 

 

移動の手段は「歩行」

 

 

でした

 

 

でも、もしかしたら超古代文明があったならば、

 

 

「スーパーマン」やジャンプ漫画「ドラゴンボール」のように、

 

 

空を飛んでいたかもしれませんね笑

 

 

ところで、現代のようにアスファルトやコンクリートの無かった時代、

 

 

足元の土を踏みしめることで、

 

 

地面から発生するマイナスイオンを浴びていました

 

 

特に、

 

 

「足裏から血流を良くする環境が自然とあった

 

 

のです

 

 

マイナスイオンの細かい話はまた別の機会でしますが、

 

 

マイナスイオンを一番吸収しやすい部分は、

 

 

「足裏」

 

 

なのです

 

 

さらに、東洋医学的な視点でみると足裏には反射区があり、

 

 

内臓の不調などのいわゆるツボがあります

 

 

凹凸のある地面を歩きながら、

 

 

足裏のツボを刺激し、自分自身で歩くことで

 

 

快適な健康生活をコントロールしていたのです

 

 

つまり、歩くことが身体に良いというのは、

 

 

「単純な筋ポンプ作用で足の血流改善」

 

 

だけでなく、

 

 

「マイナスイオン吸収や足裏のツボ刺激効果もある」

 

 

ということだったのです

 

 

大昔は地面を一歩一歩を踏みしめるたびに、

 

 

マイナスイオンによりイオン化による恩恵を受けていたのです

 

 

「血流改善」

 

「自律神経の調整」

 

「足裏のツボ刺激による臓器の調整」

 

 

このように対応する内臓器のツボを刺激しながら、

 

 

「自分自身で身体の自然治癒能力や免疫力、代謝を高めていた」

 

 

のです

 

 

でも、最近はどうでしょうか?

 

 

歩くこと自体が減り、立つ、座るなどの動作が日常生活でも多くなっています

 

 

仕事やプライベートでも、

 

 

「長時間の座位姿勢や立位の静止状態」

 

 

が続く方が多いですよね?

 

 

おそらく、

 

 

腰痛などの不快な症状がある

 

 

はずです

 

 

なぜ座ったり、立ったりが長時間になると不快な症状が出るのでしょうか?

 

【冷え性体質&生理痛体質の人が腰痛や下肢のトラブルも多い理由

 

それは、元々人間が

 

 

「長時間座るように行動するように設計されてないから」

 

 

です

 

 

人間はそもそも歩き続けることを前提に進化してきました

 

 

よって、まだまだ長時間「座る」など、

 

 

「歩行以外の動作において発生する衝撃に対応しきれていない」

 

 

のです

 

 

例えば飛行機をイメージして下さい

 

 

飛行機も同じように空を飛行している状態をメインに考えているので、

 

 

実は「格納庫で待機している状態が長く続くと翼には負担がかかる」そうです

 

 

ちなみに人間の身体には、背骨の間にゼリーのクッションがあります

 

 

このことを専門的には「椎間板」と言います

 

 

立っているときの椎間板にかかる負荷を100とすると、

 

 

「座って前かがみだと185」

 

「キレイに座る140」

 

「立って前かがみ150」

 

「直立100」

 

「横向きに寝る(側臥位)75」

 

「仰向けに寝る(仰臥位)25」

 

 

以上のようになります

 

 

これらは頭が2~3kgあるので、前かがみになると重心の位置が崩れ、

 

 

その周囲の筋肉に大きな負担がかかるのです

 

 

これは姿勢が悪いことで肋骨周囲などの呼吸筋が緊張し、呼吸が浅く」なります

 

 

また、呼吸が浅いということは、

 

 

「酸素供給できないから熱が作られにくくなり、冷える」

 

 

ということにもなります

 

 

熱を作り出すためには、

 

 

細胞の中にあるエネルギー工場に「栄養素」「酸素」が充分に届いていないといけないのです

 

 

運動するアスリートや肉体労働者だけでなく、

 

 

健康的に生きるためにも「正しい呼吸のとり方」は重要なのです

 

 

たかが、「正しい呼吸のとり方」を知らないせいで、

 

 

「身体動作のパフォーマンスが低下」

 

「筋肉の活動の質が低下」

 

「熱産生が減少し、冷える」

 

 

ということに陥ってしまうのです

 

 

よって、呼吸ひとつとってもきちんと活用法を知らなければ、

 

 

様々な場面で大きな損をしてしまうとも言えます

 

 

さて、人間の身体は水中生活から陸上生活になり、

 

 

4足生活からしっかり歩くことができるように進化してきました

 

 

「立位状態、2足歩行をメインに実施できる」

 

 

よう身体が進化し、環境に対応しています

 

 

現代では日本人の1日の平均歩行数は、

 

 

「約4000歩程度」

 

 

と言われています

 

 

もちろんライフスタイルによって個人差はあります

 

 

さらに僕から言わせると現代人は、

 

 

「正しく歩く、立つ、座る」

 

 

という

 

 

動作が上手くいってない人がほとんど

 

 

です

 

 

例えば、最近では、

 

 

外反母趾の女性が多い

 

 

です

 

 

これも環境に対応した結果です

 

 

ハイヒールでの歩行やハイヒールをはかない人でも

 

 

歩き方によって足部のアーチや重心が崩れ続け、

 

 

いつのまにかそれがアタリマエになり、

 

 

脳がこっちの姿勢バランスが正しいのかなとあれこれ勘違いし、

 

 

さらには骨や腱が変形し衝撃に対応しようとします

 

 

その結果、あちこちに痛みが出ます

 

 

しかし、これも環境には身体が対応しているのです

 

 

そう考えると、1日4000歩程度を正しい歩行で実施するか、

 

 

あるいは身体のどこかに負担のかかる歩行で実施するか

 

 

で健康になるかどうか、

 

 

「冷え性や生理痛のリスクを減らすことができるかどうかの分かれ道」になりますよね

 

 

それだけ日々の歩行は未来の自分の健康に大きく関係していきます

 

 

ただなんとなく歩くだけで無く、

 

 

「正しい歩行」が実施できるかが健康な生活を送るための重要なカギとなります

 

 

正しい歩き方については過去ブログを参考にされてください

 

 

「冷え性体質改善のためには歩くのは効果的か?」

https://souken-sasuke.com/magazine/3784/

 

【冷え性体質&生理痛体質の人は幼少期からの身体の使い方にも原因あり

 

さて、「正しく歩く、立つ、座る」ためには一体どんなポイントが重要なのでしょうか?

 

 

実は、結論から言うと、

 

 

「赤ちゃんからの発達過程」

 

 

が重要なポイントです

 

 

さらに付け加えると、

 

 

「立って歩く前に必要な筋肉や関節の

正しい動きのコツを学び、習得する必要がある」

 

 

と言うことです

 

 

赤ちゃんというのは誰からも身体の使い方を教わることなく、

 

 

自分自身の力で日々の中で訓練しながら発達しています

 

 

人間の長い歴史の中で赤ちゃんの脳には、

 

 

「こんなふうに動かしていくと身体が発達していくんだよ」

 

 

というように、

 

 

発達プログラムが設定されています

 

 

そのプログラムに従って、

 

 

「数ヶ月かけていろんなことが動作可能になっている」

 

 

のです

 

 

さて、赤ちゃんは数ヶ月かけて様々な運動を自分自身で実施しています

 

 

どんな運動をしているのでしょうか?

 

 

僕自身も自分の赤ちゃんの頃のことはもちろん覚えていません

 

 

しかし、お子様のいらっしゃるお父さん、お母さんなどは、

 

 

成長の過程で赤ちゃんの動作の獲得をなんとなくでも感じていると思います

 

 

「そういえば、こんなことできるようになってきているなぁ」

 

 

成長の過程を振り返りながら、引き続き読んでみてください

 

 

まず、

 

 

「仰向けの状態での生活がスタート」

 

 

します

 

 

「呼吸する」ところから正しく自然に実施できるように訓練しています

 

 

肺に空気が入り、肋骨周りや脊柱などを含む呼吸するための筋肉を鍛えています

 

 

泣いたりして、たくさん呼吸器を使ってトレーニングをしています

 

 

そして、次には、

 

 

「左右に頚を振ること」

 

 

を実施していきます

 

 

脊柱、特に頚部付近の回旋筋をたくさん使いながら、鍛えています

 

 

そして、頸椎が動くようになると、

 

 

胸椎、次に腰椎の動きを「寝返り」という動作を通して訓練しています

 

 

最終的に背骨周りのインナーマッスルが鍛えられ、

 

 

自由に寝返りを始めるようになります

 

 

寝返りが完璧に実施できるようになると、

 

 

しっかりと「うつ伏せの状態」

 

 

ができるようになります

 

 

そして、うつ伏せの状態から手をつき、

 

 

上半身で身体を少し支えるようになります

 

 

ここで、身体を少し反らしたりして、背筋を鍛えています

 

 

「ずりばい」で動くようになり、移動範囲が少し拡がるのもこの時期です

 

 

さらに、肩甲骨周りの筋肉がしっかりと働くようになり、

 

 

身体を腕の力で支えることを覚えます

 

 

結果、胸や腕、背中などが鍛えられていきます

 

 

その後、

 

 

「四つん這いの姿勢」

 

 

ができるようになります

 

 

肩甲骨、背骨、骨盤、股関節などの各関節が同時に連携して動くことが可能になり

 

 

いわゆる四つ足の動物と同様に移動が可能になっていきます

 

 

そして、

 

 

「つかまり立ち」

 

 

ができるようになり、

 

 

最終的に「歩行」が可能となります

 

 

さて、赤ちゃんの発達の過程を話してきました

 

 

ここで言いたいのは、

 

 

大人や高齢者でもケガをしたり、

 

 

加齢による筋力低下

 

 

腰や膝や関節の痛みによる不具合や歩行困難が起きたときに

 

 

ヒントになるということです

 

 

身体の使い方に何らかの不具合が生じて、ケガや不調に陥ったときは一旦、落ち着きましょう

 

 

もう一度、

 

 

「赤ちゃん発達過程の順番に評価&トレーニングすること」

 

 

これをきちんと実践していくと不快な症状が解決されるようになります

 

 

冷え性や生理痛に悩む女性も姿勢が猫背や反り腰のある人がほとんどです

 

 

さらに歩き方が内股になり、爪先が内側に向いているなどもあります

 

 

それは本来の身体の使い方ではありません

 

 

きちんと身体の取り扱い説明書として「身体の仕組み」についての教育を受けましょう

 

 

特に、「ピラティス」の運動は、

 

 

様々な機能回復には効果的です

 

 

身体の仕組みに応じて、きちんと整えることで正しく歩くことは可能です

 

 

身体の仕組みに応じていない、無理なトレーニングや、

 

 

目的のよくわからないエクササイズをする前に適切に機能向上を目指していきたいですね

 

 

最後にまとめると、

 

 

冷え性や生理痛のある女性は、

 

 

「呼吸の質」

「姿勢の問題」

 

 

から物理的な「血流の悪さ」や栄養代謝において酸素を必要とするため、

 

 

正しい呼吸法を獲得することも重要となります

 

 

これらが上手く働いて熱がつくられ、

 

 

持続的な正しい姿勢や呼吸により、

 

 

イキイキとポカポカ身身体が自動的に温まるシステムが発揮されるのです

 

 

「あたためる」ではなく自然に「あたたまる」というのがポイントです

 

 

姿勢のどこに問題があるかわからない方は、ぜひ初回個別カウンセリングをお申込み下さい

 

 

特に「漢方薬を飲んでいて、冷え性や生理痛が改善されない」

 

 

「適切に筋トレをしていて、食事もきちんとバランスよく摂取できている」

 

 

それでも改善されていない方は、

 

 

まだ姿勢や呼吸へのアプローチが不足している可能性大です

 

 

ぜひ、姿勢や呼吸にも意識を向けて、冷え性も生理痛も0にする体質を取り戻しましょう

 

 

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当スタジオオリジナル健康増進メソッドである創健術は、

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