【目次】
本日の創健術①夏の冷えと夏バテ対策どうしたらいいの?
本日の創健術②そもそも冷たい飲食は何でダメなの?夏でも身体冷やしちゃダメ?
本日の創健術③夏バテ予防と夏の冷え対策に不足しがちな栄養素ちゃんと摂ってますか?
本日の創健術④夏バテ対策&夏の冷え対策にオススメレシピ
【夏の冷えと夏バテ対策どうしたらいいの?】
さて、今回はスタジオで良く聞かれるあるある話です
スタジオでカウンセリング等をしているときに、
良く聞かれるのが、こんなフレーズです
※写真はイメージです
「夏に冷え性体質改善したいけど、夏バテで胃がやられちゃって・・・」
「夏は暑いからついついアイスや冷たいアイスコーヒーを飲み過ぎちゃって・・・」
「夏は暑いから食べるのもめんどくさい・・・」
「夏に冷え性体質改善しなくても大丈夫でしょ?こんだけ暑いんだから・・・」
などなどよくこの類いのお言葉を受けます
このように冷え性体質改善には意識はあるものの、
夏だから大丈夫だろうという理由で生活習慣が乱れやすいです
しかし、冷え性は何度も言うように「冬病夏治(とうびょうかち)」
今の夏の過ごし方が秋冬に結果として出てきます
また、冷え性の人ほど、元々
「自律神経が乱れている」
「体温が低いので外気温で疲労しやすい」
「紫外線で消耗する栄養素でヘルペスが出現した」
「眠れない」
「胃がもたれたり、食欲がない」
「自然に体重がどんどん減ってきた(痩せたではなく、この場合はやつれています)」
というわけで、冷え性体質改善にも夏バテ対策にも共通する食事について知っておきましょう
【そもそも冷たい飲食は何でダメなの?夏でも身体冷やしちゃダメ?】
簡潔にまとめると、3つの注意点があります
①水分そのものによるダメージ
氷や水などでお腹がタプタプになると、胃液が薄まるので、
食べたものを消化する力が低下します
目の前に美味しそうな食べ物があっても食欲がわかないのは胃の弱りです
無理して食べても消化不良で消化する効率は低下しているので栄養になりにくいです
この時期に下痢になっちゃう人も汗で消耗されない分が下痢として反応します
あなたはもしかして当てはまってる?
②冷たさによるダメージ
これだけ35度以上の猛暑日が続くと、さすがに冷たいものが欲しくなりますね
でも、いくら暑いときに身体を冷やす必要があるといっても、
冷やしすぎると今度は内臓の機能が低下します
胃や腸などの消化機能も低下し、食欲もなくなり、
栄養摂取に支障がバンバン出ます
さらに冷たさで下痢になります
③糖質摂取の偏りが栄養バランスを乱す
一般的に冷たい物ほど甘味を感じにくくなります
なので甘いアイスには多めに果糖が含まれています
そりゃ太りやすくなるわけです
果糖はブドウ糖よりも3倍内臓脂肪につきやすい仕組みをもっています
さて、夏の美味しいかき氷や甘いジュースには砂糖がタップリ入っています
血糖値もしっかり上がって、満足感タップリですが、
本来の食事が「あんまり食べたくない・・・」という状態になってませんか?
絶対食べたくないってなってますよね?
糖分だけではエネルギーに変わらないので、
これでは活力も出ないし、単純に太ります
糖を代謝してエネルギーに変えるためにはビタミンB群が必要です
糖分だけでは相対的にビタミンB群は不足します
ビタミンB群は基本的に三大栄養素(炭水化物、脂質、たんぱく質)の代謝に必要なので、
不足すると、栄養が身体に回らなくなり、疲労だけでなく、
体温も血液もつくられなくなるので冷え性や生理痛や貧血など起こしますよ
【夏バテ予防と夏の冷え対策に不足しがちな栄養素ちゃんと摂ってますか?】
◉ビタミンB群
三大栄養素を食べてもこいつらがきちんと摂取できてないと、
エネルギーとして燃やしたり、血液や筋肉として役立てることは不可能です
夏はそうめんとか麺類だけしか食べないとなると、疲労しかないです
また、ビタミンB群は水溶性のビタミンで、水に溶けやすいので、
大量に汗をかいたり、水分を摂ってたくさん尿を出すと、
どうしてもすぐに外に出ていってしまいます
この暑い夏は多めにとっておきましょう
ビタミンB群は多めに摂っても過剰摂取にはなりにくいので、大丈夫です
オススメ食材
ビタミンB1 推奨量 成人 1.1~1.5mg
豚肉(ひれ) 100g ヒレカツサイズ 3切れ 1.32mg
豚肉(もも赤身)100g とんかつサイズ1枚 1.01mg
ひらたけ 100g 1パック 0.40mg
えのきたけ 100g 1パック 0.24mg
ビタミンB2 推奨量 成人 1.4~1.7
レバー(豚) 100g 焼き肉用6~7枚 3.60mg
レバー(牛) 100g 焼き肉用6~7枚 3.00mg
はたけしめじ 100g 1パック 0.44mg
ひらたけ 100g 1パック 0.40mg
ほんしめじ 100g 1パック 0.28
ビタミンB6 推奨量 成人 1.3~1.5
まぐろ(赤身) 100g 刺身サイズ6切れ 1.08mg
まぐろ(トロ) 100g 刺身サイズ6切れ 1.00mg
レバー(牛) 100g 焼き肉用6~7枚 0.89mg
赤ピーマン 100g 中1個 0.37mg
黄ピーマン 100g 中1個 0.26mg
ビタミンC 推奨量 成人 100mg
日焼けしたときに失われるのがビタミンCです
肌のシミを防ぐ、細胞の結合組織であるコラーゲンの合成を助けて血管や皮膚、粘膜を強くする上に、
抗酸化作用があるためガン予防としても注目されています
水溶性のビタミンであるため汗や尿と一緒に体の外に排出されるため、
1日の食事でまんべんなく摂取する必要があります
赤ピーマン 100g 中1個 170mg
黄ピーマン 100g 中1個 150mg
ブロッコリー 100g 1口サイズ9房 140mg
ゴールデンキウイ 100g 大1個 140mg
◉ビタミンA 推奨量 成人 700~900μg
肌のかさつきや目の疲れに効果的な栄養素です
意外と日焼けによっても失われるので、夏も意識して摂取するとよいです
皮膚や目の角膜や粘膜を保護する働きがあるので、
カサカサ乾燥肌やショボショボ目の疲労感がある人にもオススメです
レバー(鶏) 100g 焼き鳥3本分 14000μg
レバー(豚) 100g 焼き肉用6~7枚 13000μg
うなぎ(かば焼き、白焼き) 100g 2切れ 1500μg
レバー(牛) 100g 焼き肉用6~7枚 1100μg
にんじん 100g 1本 720μg
ほうれんそう 100g 1束 350μg
◉ビタミンE 推奨量 成人 5~7mg
身体の酸化を守る抗酸化ビタミンの1つです
夏の日焼けはビタミンA、C、Eの3つをセットで摂取するのが効果的です
血流をサラサラにするので冷え性改善にも当然オススメです
ひまわり油 100g 大さじ8杯強 38.7mg
綿実油 100g 大さじ8杯強 28.3mg
調合油 100g 大さじ8杯強 12.8mg
赤ピーマン 100g 中1個 4.3mg
◉カリウム 推奨量 成人 2000~2500mg
不足すると夏バテや冷えの隠れた原因となります
カリウムも汗と一緒に体の外に吐き出されていきます
筋肉を収縮させたり、血圧を安定させたりと活躍してくれています
不足すると筋肉などが痺れたり、反応が鈍ったりします
むくみの軽減にもつながるので大きく不足しないように、
どんな食品に多いのか知っておくと良いでしょう
きざみこんぶ 100g 市販3パック 8200mg
バナナ 100g 1本 360mg
ドライトマト 100g ミニサイズ33個 3200mg
干したら 100g 小2切れ 1600mg
ほうれんそう 100g 1束 690mg
にら 100g 1本 510mg
◉マグネシウム 推奨量 成人 270~370mg
マグネシウムも汗と一緒に外に出ていきやすい栄養素
大量のアルコール、カフェインなどの利尿効果があるドリンクを摂取するとすぐに不足する原因になります
また、足のつりや偏頭痛、筋肉の反射に関わるのでこれも不足しやすい注意が必要な栄養素です
きざみこんぶ 100g 市販3パック 720mg
干しエビ 100g 大さじ17杯 520mg
アーモンド 100g 100粒 310mg
カシューナッツ 100g 67粒 240mg
意外と食品から摂取しにくいので、
オススメは沖縄の天然塩「ぬちまーす」を使用して、
摂取するとお手軽です
【夏バテ対策&夏の冷え対策にオススメレシピ】
「結局、ほとんど全部の栄養素を摂らないとあかんやんか」
と、そんな声も聞こえてきそうですが、
その通りです
太陽の紫外線対策、
外気温と室内のクーラーによる気温差で自律神経調整機能対策、
活動時間が長くなり、発汗や消耗する活動エネルギー対策、
などなど複数の対策が必要だからそれだけ栄養素も必要と言うことです
で、何食べれば良いか簡単なメニューをご紹介します
◉ゴーヤチャンプル
にがうり、豆腐、豚肉など
◉ラタトゥイユ
赤ピーマン、なす、黄ピーマンなど旬の野菜
◉レバニラ炒め
レバー、ニラ、もやし、にんじんなど
◉焼き鳥
レバー、ハツ、胸肉、砂肝、軟骨などは特にオススメです
野菜の串もシシトウ、椎茸、ネギ、アスパラなども良いですね
僕は料理が得意ではないのであくまでオススメの食品の紹介になります
ぜひ、栄養の各種推奨量を参考に食べて、夏バテ&冷え性対策を目指して、
暑い夏を乗り越えていきましょうね!
また、ブログで様々な内容をお届けしていきます
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健康に感謝
読んでいただいたあなたに感謝
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創健スタジオSASUKEの特徴
当スタジオオリジナル健康増進メソッドである創健術は、
健康の柱となる「血流」「姿勢」「呼吸」「栄養」の4つのバランスを整えます!
脳科学、生理学、運動学、東洋医学、栄養学などの学問的知識と、
現場での臨床経験をもとに体系化しています
身体・精神の健康に大きな影響を及ぼす「冷え」の改善を第一のステップとし、
冷えを克服することで様々な不定愁訴や病気の予防・改善を目指します
また、明るく健康的なマインドづくりをすることで、思考や行動の面でも前向きな変化が見られ、
仕事や人間関係など人生全般が上向きになると評判のメソッドです
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